自然と調和+ドライビング
横浜を出発して相模湖、ふじの温泉、宮ヶ瀬ダム、ヤビツ峠へ
涼を求めて、水辺へ山へ・・・相模湖、宮ヶ瀬湖をめぐり丹沢の入り口にあるヤビツ峠まで、夏の自然を満喫しに行ってきました。今回は環境について学んでいる学生たちにドライブを体験してもらいます。せっかくなのでエコも少し意識して、環境負荷の少ないハイブリッド車でドライブに出発です。
大学生活最後の夏の思い出作りを兼ねて、ゼミの仲間4人でドライブへ。1限の授業が始まる時間よりも早起きして、東京都市大学環境情報学部横浜キャンパスに全員で集合しました。まずは記念撮影をしてからドライブはスタート。大学のある横浜から北上して都内を経由し、調布ICから中央自動車道路へ。最初の目的地、相模湖プレジャーフォレストを目指します。都内は混んでいましたが、朝早かったので調布IC以降はスムーズに行けました。
エスティマハイブリッドは、走りも軽やかで燃費が期待できそうです。今回は4人でのドライブですが、エスティマハイブリッドは7人乗りなので荷物をたくさん積んでもゆとりは充分。ハイブリッドカーならではのアクセサリーコンセントも付いているので、携帯電話やipodなどの充電もできて便利です。
今回のクルマは環境にも優しいエスティマハイブリッドです。僕たちはLCA*について勉強しています。エスティマハイブリッドは、走行中だけでなく、生産から廃棄までの全ライフサイクルで排出するCO2やその他の大気汚染物質の総量が、同クラスのガソリン車に比べて低減されています。(図1)
*LCAとは、製品が製造されてから廃棄されるまでのライフサイクルの中で、エネルギー消費の削減を目的とした環境評価システムです。
また今回のドライブで、走行時に実際に排出されたCO2を同クラスのガソリン車と比較した場合、以下のようになりました。(図2)
*1・自動車の生涯走行距離10万km(10年)を10・15モードで走行した場合の結果です。 トヨタではLCAにより相対的な環境メリットを確認することを目的としているため、評価結果は指標で示しています。 詳細はトヨタ自動車エスティマハイブリッド環境仕様を参照してください。 *2・ガソリンの燃焼時におけるCO2排出量の排出係数(原単位)は、環境省『温室効果ガス排出量算定方法ガイドライン』を使用
相模湖東出口ICで降りると相模湖が見えてきました。都内から1時間ほど走っただけなのに自然がいっぱい、ずいぶん遠くまできたように感じさせてくれます。相模湖畔を走ると、さがみ湖リゾートプレジャーフォレストに到着しました。
さがみ湖リゾートプレジャーフォレストは、キャンプやバーベキュー等のアウトドア施設と遊園地を組み合わせたアミューズメントパークです。夏期には屋外プールもオープンしています。
今回は普段なかなか都会では出来ない、マウンテンバイクでオフロードを走って泥まみれになるまで遊ぼう!ということで、さがみ湖リゾートプレジャーフォレスト内にあるMTBフィールドに行ってきました。山の中にある本格的な施設で、マウンテンバイクのレンタルやレッスンもあり、また初心者向けのコースもあるので、誰でも気軽に遊ぶことが出来ます。僕たちが体験したのは初心者向けの「ビギナーライン」でしたが、整備された都会の道路とは異なり不慣れな道が多く、普段自転車に乗りなれているつもりが、転倒することも多かったです。諦めずに取り組んだ結果、なんとか全員がゴールにたどり着くことができました。
たくさん動いて汗をかいた後は、やっぱり温泉。次の目的地は、学生にとってもリーズナブルな価格で100%源泉かけ流しの温泉が楽しめる「ふじの温泉 東尾垂の湯」です。プレジャーフォレストからは、県道76号を山梨方面へ目指し、さらに山を登ったところにあります。
相模湖周辺にはいくつか温泉がありますが、ここはタオルや湯上りアロハなどの貸出しもしているので、手ぶらでも気軽に足を運ぶことができます。6つの内湯のほか、2つの露天風呂やミストサウナ、ジェットバスなどがあり、とても充実していました。お風呂の後に牛乳を売っている自動販売機を発見!思わず買って皆で飲んでしまいました。他にもマッサージチェアーやボディケア室、食事処もあり、ゆっくり数時間過ごすにもいいところです。地元の方と思われるお客様も多く見られました。お冷やカキ氷は地下水を使用しているとのこと、とてもおいしかったです。
午後は宮ヶ瀬湖を目指して、一度相模湖方面へ戻ります。山道を走り南東へ、国道518号を経由して1時間ほどで、宮ヶ瀬ダム近くにある県立あいかわ公園に到着しました。
あいかわ公園は、ニホンジカやムササビなども棲息する自然観察林やアスレチックなども併設する自然豊かな公園です。公園の駐車場にクルマを停めて、持参したお弁当で少し遅めの昼食をとることにしました。宮ヶ瀬ダムの方へ歩いて行くと、中津川沿いの橋からダムを見ることができます。公園のベンチで大自然に囲まれ、宮ヶ瀬ダムを背景にして自然のおいしい空気と昼食を堪能しました。
LCAの視点から考えると、例えばお弁当を持参する場合と1000円のお弁当を買った場合ではCO2排出量がこんなに違います。
持参したお弁当は、食材の調達と調理の過程を含み、調理や容器を持参して持って帰る事を想定しているので、容器に関わるCO2排出量を除いた結果になっています。また、購入したお弁当は、持参したお弁当のメニューとボリュームを考慮して500円で買える平均的なものを想定しています。
お弁当を持参することで、店頭に並ぶまでの電力やトラックでの輸送、店頭での販売時の電力、使い捨ての容器包装分などによる環境負荷の排出を避けられることからこのような結果になりました。
*参考文献
持参したお弁当:味の素グループ版「食品関連材料CO2 排出係数データベース」、500円のお弁当:IO表(2005年)による環境負荷原単位データベース(伊坪研究室学位論文成果物・初版)
あいかわ公園から15分ほど歩いて宮ヶ瀬ダムへ行くことができます。近づくに連れてダムの大きさを一層実感します。相模川の支川である中津川にある宮ヶ瀬ダムは、堤高が156mあり、全国でも6番目に高いとのこと。神奈川県の水道を支える大きなダムです。
また、この宮ヶ瀬ダムは観光にも力を入れていて、「観光放流」を行う全国でも数少ない施設です。今回は見ることができませんでしたが、放流量が1秒間に30緕・、放流時間は6分間という壮大な放流を見ることができるそうです。都心からも近いので、年間を通して多くの観光客が訪れ、近隣の小学生の遠足としてもよく利用されているとのことでした。僕たちは、ダムに併設されているケーブルカー、インクラインに乗ってみました。元々はダムを建設するために使われた施設だそうですが、最大傾斜角35度でダムの上から下までを眺めることができるのでダムの大きさを実感することができます。ダム下には一般の人でも入れる通路があるのですが、ここは水温の影響でとても涼しく、18℃くらいとのこと、天然のクーラーになっていました。
ダムの頂上から見る景色は、緑濃い木々と青いダム湖の水の色のコントラストがとてもきれいでした。
私たちの生活になくてはならないダムですが、ダムを建設することによって周囲の生態系にも影響を及ぼすこともあります。宮ヶ瀬ダムでは宮ヶ瀬湖周辺に4つのビオトープ(生物が生息できる空間)を整備し、沢の流れを復元したり、湿地を造成することにより、多様な生物の生息空間の確保に努めています。湿地植物の面積に加え、鳥類や両生類、水生昆虫などの確認種が増え、自然が高まりつつあるそうです。
宮ヶ瀬ダムは、「洪水の調節」「水道水の供給」「河川環境の改善」「発電」を目的とした首都圏最大級のダム貯水池として、貯水池と周辺地域の自然環境の保全を図りながら運営されています。
いよいよ、今回のドライブの最終地であるヤビツ峠へ。途中の峠道は、場所によっては道幅が3~4メートル程度しかなかったり、ヘアピンカーブやブラインドコーナーが続く険しい道中なので、細心の注意で運転します。一方で、周囲の景色はすばらしく、木の枝々が道に覆いかぶさるようにトンネルをつくっていたり、眼下に自然が豊かな川が見えたりと、走りがいがありました。この宮ケ瀬からヤビツ峠への道は通称「裏ヤビツ」と呼ばれ、サイクリストたちにも人気があるらしく、時々すれ違いました。この「裏ヤビツ」に対して、秦野からヤビツ峠への道は「表ヤビツ」と呼ぶそうです。
宮ヶ瀬湖から出発して約1時間、「ヤビツ峠」の看板が見えるロータリーに着きました。ここから5分ほど秦野方面へ下ると、夜景スポットとして有名な菜の花台があります。晴れた日には秦野市内だけでなく、相模湾から江ノ島まで一望できるとのこと。今日は夜景と星空をみる目的だったので、到着した頃には辺りはだいぶ薄暗くなっていました。峠から見下ろす景色は絶景で夜景も最高でした。
今回のドライブを通して、自然の大切さと同時に、クルマやダムといった人工的なものによってより豊かな暮らしが支えられていることを実感しました。クルマがあればこそ行ける場所があるし、ダムによって生活に必要なエネルギーが作られている。環境を考慮しながら、自然とテクノロジーのバランスを図って、共存することの大切さを再認識できました。
皆さまにも、実際に足を運んで、「本当に環境にいいもの」とは何かを考えるきっかけを探しに、自分の目と体で環境について学んでいただけたらと思います。
今回取材に協力いただいた学生さんたちが通っている東京都市大学の伊坪研究室では、ライフサイクル環境影響評価(LCA)について研究しています。LCAとは、製品が製造されてから廃棄されるまでのライフサイクルの中で、エネルギー消費の削減を目的とした環境評価システムです。環境への影響をできる限り少なくすることの重要性を認識し、製品の環境負荷をより正確・適切に評価することを目的としています。日常の研究活動は、企業や行政、研究者との密接な指導のもとで行われており、技術交流を促進するためのイベント(研究成果発表会、エコプロダクツ展示会出展等)やゼミ内でのイベントも盛んに行われています。
伊坪徳宏研究室HP
東京都市大学
※写真は、日本の大学で初めてISO14001を取得した、東京都市大学環境情報学部(横浜キャンパス)
※本特集における調査・取材は2010年8月に行なったものです。掲載する住所・金額などの情報については2010年9月現在の情報となります。
2月といえば節分。
「鬼は〜外。福は〜内」・・・あれ?豆を投げつけられた鬼が怒って、あなたに向かって突進してきてました!! 逃げて~!!
目の前に4台のクルマが!どの車にのって逃げます?
試乗の感想
ドライバーのコメント
滑らかで坂道でもパワフルな加速は、車内スペースも十分な7人乗りという大きさを感じさせないほどでした。家族で遠出にもいいですが、ミニバンだけれど街乗りでも様になるデザインなので、あらゆる年代・家族構成の人が満足できる車だと思います。
同乗者のコメント
座席は広々としている大きめの車なのに発進時も加速時もスムーズで、静粛性に優れているので、乗っていてとても快適でした。収納スペースもたっぷりで、シートアレンジも多彩に変えられるのでいろいろなシチュエーションで使い勝手がよさそうです。