昔むかし。いまの東京は江戸と呼ばれておりました。
江戸は、100万人が住む大都市。朝から晩まで行商人の声が響き、ちょんまげに着物姿の人々で賑わう活気にあふれた街でした。
時を経て現代。街は変貌をとげましたが、ところどころに当時の面影が残る場所があります。かつての江戸に思いを馳せて、江戸を探すドライブにでかけてみました。さてさて、江戸っ子たちはどんな暮しをしていたんでしょう??
ドライブの始めは、江戸時代へタイムスリップ! 江戸ドライブの醍醐味は、江戸っ子になりきることです
「おてんとさまと米の飯はついてまわらぁ」。貧しくとも、それにめげないのが江戸っ子。江戸の土地は大名の屋敷と寺社で8割以上を占め、残る土地に町人が住んでいました。町人のうち約7割は、九尺二間(六畳)の小さな家が立ち並ぶ長屋住まい。大家と店子は家族同然の付き合いで、大家は夫婦喧嘩の仲裁までしていたとか。
せまい部屋に一家ギュウギュウ。厠や井戸は共有で、プライバシーなんてありません。けれど、皆で助け合って元気に暮らしていたのです。
そんな長屋の雰囲気を味わえるのが、ここ深川江戸資料館。当時の深川の町並みを忠実に再現した体験型の資料館で、観るだけでなく建物の中に入っていろいろと触ることもできます。靴をぬいで長屋に上がり、江戸っ子になりきってみましょう。
船が行き交う、にぎやかな大通り
江戸は水の都。川は道路をもしのぐ交通網でした。全国から大量の物資を乗せた船や漁船が通り、その間を客を乗せた小舟がすり抜けるー。隅田川はさしずめ、現代の大通り。当時は陸路を行くより船を利用したほうが楽だったんです。
現在の日本橋にも、江戸時代からつづいているお店があります。だいぶ近代的になってはおりますが、当時の味や技術がいまも受け継がれているんです。江戸ドライブのおみやげに立ち寄ってみてはいかが?
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※全ての店に駐車場はありません。周囲にはコインパーキングが多数ありますのでそちらをご利用ください。 また、お店の詳細は各店舗の公式サイトでご確認ください。
江戸っ子のアイドルが生まれた
[住所]東京都中央区銀座4-12-15
[駐車場]あり。駐車場のご案内はこちら
芝居見物は、江戸っ子の最大の娯楽。身分や老若男女を問わず、歌舞伎ファンがたくさんいました。役者も人気があり、熱狂的なファンは自分のクシや化粧道具に役者の紋をつけたり、女形の役者の着こなしが流行になったりと、現代でいうアイドルのような存在でした。 歌舞伎は、江戸・京・大阪を中心に発達しましたがそれぞれに特徴があり、江戸では“切った!投げた!”というようなエネルギーに溢れた演出が好まれたようです。江戸っ子たちのパワーを感じますね。
※現在の歌舞伎座の建物は、平成22年4月の公演を最後に建て替えが予定されています。
江戸はココからはじまった
[住所]東京都千代田区千代田1-1
[駐車場]北の丸公園駐車場等を利用
260年つづいた江戸時代の中心は、将軍家の住居であり、幕府の所在地でもある江戸城。築城当初は5層の天守閣でしたが、1657年の明暦の大火で焼失してしまい、再建されることはありませんでした。現在では、一般開放されているエリアもあるので、クルマを止めて皇居の周りを歩いてみるのも楽しいですよ。
春は桜の名所の「千鳥ヶ淵」で、日本橋で買った「弁松総本店」のお弁当を食べつつひと休み・・・なんていうのもおすすめデス!
江戸庶民の人気の行楽地
[住所]港区愛宕1-5-3
[駐車場]約10台(NHK博物館前)
江戸市街と海とが一望できる見晴らしの良さで、江戸庶民の人気を集めていたのが、愛宕山。標高26メートルの小さな山で、山頂からは武家屋敷が広がっている光景が眺められました。いまでも愛宕神社の正面にある「男坂」(別名、出世の石段)と呼ばれる急勾配の石段は健在で、登っていくと山上に小さな愛宕神社があります。しかし、なぜこの場所だけがポッコリと山になっているのかは、現代でもナゾなんですって。
坂の名前は江戸っ子の気持ち
[住所]港区赤坂5丁目5番と7丁目6番の間
江戸には無数の坂があり、その坂にちなんだ名前がつけられました。例えばTBS放送センターの裏手にある「三分坂」。傾斜の急な坂道で、車賃を銀三分上乗せして払わなければならなかったことからこの名がついたと言われています。 江戸っ子たちが苦労して歩いた坂を、クルマでスイ~っと難なく登っちゃいました。
山の手は坂が多くそれも名所のひとつでした。江戸時代に多かった坂の名は「富士見坂」で、それだけ江戸には富士山がキレイに見えるスポットがあったと想像できます。現在でも当時につけられた坂の名前がそのまま残っている坂はたくさんあります。
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四季折々の自然を愛する風流人
[住所]文京区本駒込6-16-3
[駐車場]近隣に駐車場多数あり
自然とともに暮らし、四季折々の景色を楽しんだ江戸の人々。とりわけ教養人は、自然の美しい風物に触れることがたしなみでした。 六義園は、川越藩主・柳沢吉保が五代将軍・徳川綱吉より与えられた土地に7年もかけてつくりあげた大名庭園。園内には池や山、滝、茶屋などがつくられ、季節に合わせて様々な花が楽しめます。 大名気分で鳥のさえずりを聞きながら一句・・・なんて風流なことしちゃってください。
時間の都合上、今回のドライブコースのルートには入れられませんでしたが、こんなスポットもおススメです。時間があったら、立ち寄ってみてはいかが?
ドライブの最後は、江戸っ子の愛したうなぎで〆る 江戸話に華をさかせれば、気分はもう江戸っ子です
現在世界各国の観光客が訪れる人気のスポット浅草は、当時も江戸庶民の歓楽街として栄えていました。見世物小屋に芝居茶屋、江戸唯一の公認の遊里吉原などが集まり、男女で賑わっておりました。 そんな浅草で一度は食べたいのが、江戸名物の鰻。ドライブの最後は、文政年間から200年の伝統を守り続けている老舗の鰻屋「鰻 駒形 前川」のお食事で〆ました。
江戸前鰻は蒸してから蒲焼きにするのが特徴です。「前川」では、蒸しあがった鰻に、江戸時代から継ぎ足し使われているという秘伝のタレを4回つけて焼きあげます。(一般的には3回なのだそうですが、前川では先代から4回と教えられているそうです。) 焼き、タレ、焼き、タレ・・・、部屋中に香ばしい匂いが広がり、思わず唾をゴクリ。 ホカホカの白米の上にも秘伝のタレを垂らしてしっかりと味を染み込ませ、焼きあがった鰻をのせて、出来あがりです。 ふっくらと柔らかな身で、ちゃんと脂がのっていながらもクセがない。ひと口食べれば、またひと口と箸がすすむ美味しさでした。
お店の窓からは隅田川の景色が眺められます。 夕暮れ時、隅田川の揺れる水面を眺めながら江戸話に華をさかせていると、なんだか夢心地な気分。遠い昔、確かにこの場所で生きていた江戸っ子たちの鼓動を感じた、そんな江戸ドライブでした。
※本特集における調査・取材は2009年2月に行なったものです。掲載する住所・金額などの情報については2009年2月現在の情報となります。
※本特集に掲載されている錦絵を使用する際は、国立国会図書館及び日本社会事業大学附属図書館の許諾が必要です。
※ドライブの時間及び走行距離は目安です。
2月といえば節分。
「鬼は〜外。福は〜内」・・・あれ?豆を投げつけられた鬼が怒って、あなたに向かって突進してきてました!! 逃げて~!!
目の前に4台のクルマが!どの車にのって逃げます?
試乗の感想
ドライバーのコメント
今回のドライブでは、狭い路地裏や人通りの多い道を寄り道しつつ走ってみましたが、超コンパクトのiQは大活躍でした。「こんな急な角度の道を曲がれるかな?」と思うような場所も、難なくスイスイ。最小回転半径3.9mの小回りの良さには驚きました。コーナリングにも安定感が感じられましたし、想像以上に静粛性もありましたよ。
9つのエアバックや、横滑り防止装置S-VSC等が標準装備されているので安全面でも安心して運転できるのではないでしょうか。
同乗者のコメント
初めてみたときは「小さい!」と思わず声をあげてしまいました。他のクルマと並べると、全長の短さにびっくりしますね。前後のオーバーハングをギリギリまで切り詰めたチョロQのようなプロポーションが個性的で気に入りました。
試しに大人4人(前は男性、後ろは女性)で乗ってみましたが、運転席と助手席は問題ない広さです。後部座席はドライバーの後方はゆったりとはいかないものの、短距離の移動であれば問題ないと感じました。
個人的には、カスタマイズパーツが豊富で、オシャレなところが気に入ってます。